おはようございます、井上でございます。
さて、昨日の続きです。
綿の栽培は他の農作物栽培に比べて、特に手間がかかり、その手間を省くためには大量の農薬を必要とします。
害虫を防ぐのはもちろん、コットンを収穫するためには、コットンの木の葉っぱを落とさなくてはいけないので、そのための農薬なども必要だそうです。
では、オーガニックコットンの栽培はどうやるのでしょうか?
各農家で独自の工夫をしているので、私も詳細はわかりませんが、例えばこんな工夫をしているそうです。
①害虫を防ぐためにテントウ虫(益虫)を放って、害虫やその卵を食べさせる
②食べ物から殺虫剤を作りスプレーする(牛乳、しょうが、酢、ニンニクなど)
③肥料は家畜の糞や、灰を使用する
④ニンニク,唐辛子などの刺激臭のある植物を綿花畑に植える
⑤葉が自然に落ちるのを待つ(あたりまえだが難しい)
これ以外の工夫を各農家で実施されているかと思うと、
「農薬を使わないオーガニックコットンってすごい」と思えてきます。