こんにちは。あかちゃん肌着専門店マルマイユです。
当社は「人を幸せにするモノづくり」を理念として、
「当社製品を着た赤ちゃんの笑顔が周囲の人々にうつる『笑顔の連鎖』をつくりたい」
という目標をかかげています。
写真は開発中のオーガニックコットンの肌着(男児用100cmサイズ)です。
「100cm以上のオーガニックコットンの肌着を作って欲しい」
「探しているけど、見つけることができない」
「あっても縫い目が平らになっていない」
昨年秋にこのようなご要望を受け、『肌が弱い子供を助けてあげたい』という思いから作成を開始しました。
生地は当社オリジナルの至福のオーガニックコットンを使っています。
すでにサンプルを3回作りましたが、まだまだ80点の完成度。
もう一度、寸法、仕様、縫い方を再検討しないとなー、という感じです。
ベビー肌着専門店の私が言うのもなんですが、肌着って裏方だと思っています。
だって服を着れば見えなくなりますから(笑)
服のように流行の色や形ってのもありません(笑)
でも、だからこそ、着心地を追求しなくてはいけないという使命感を持っています。
「着ていて気持ちがいい」
そう思ってもらうことって、実はすごく難しい。
柔らかい生地を使うだけではダメ。
上手に縫うだけでもダメ。
着てくれる人のことを、きちんと考えて「ものづくり」することが大切なのでは、と感じています。
そこには人を幸せにする、ナニかがあるはず!
このテーマは深く難しいのですが、私の中で何かがすっと収まりそうなので、大切に考えていきます。
以上、新生児コンビ肌着が大好きなマルマイユでした〜♪
<2015年9月23日追記>
当社は出産準備のベビー服だけではなく、喜ばれる出産祝いとして、日本製のベビー服を企画販売してきました。
2015年7月に、自社開発生地「至福のオーガニックコットン」を使った新生児肌着シリーズが、
日本アトピー協会の推薦品として承認を受けましたのでご報告いたします。
自社開発の生地はスイスからこだわりの極細糸を輸入し、
日本国内で高密度な生地に加工しているため、
製品価格が少し高めになっていますが、
オーガニックコットンのベビー服として最高峰の品質を提供できていると思っております。
オーガニックコットン生地は洗濯に弱いというイメージを持つ方もいますが、
「至福のオーガニックコットン」は洗濯してヨレることをありません。
今回はベビー服だけではなく、子供肌着も作り、日本アトピー協会から承認してもらいました。
写真を見て頂くとわかりますが、縫い代が平らなのがポイントです。
デリケート肌の方は特にそうですが、肌が痒くなる原因の1つに、肌に当たる縫い代があります。
飛び出した縫い代が肌にあたると、赤みをおび痒みを誘発します。
その対策として、他社では縫い代が外側にくるように作っている肌着もありますが、
まるで裏返しにきているような見た目になります。
当社の平らな縫い代だと肌に触れる縫い代の問題だけでなく、
見た目の悪さも改善できているため、
お子様がお友達から着方を間違っているなどの指摘をされることはありません。
アトピー患者はこれから益々増えていく傾向にあると言われています。
当社はアトピーで苦しむ子供達の痒みとストレスを軽減するために、
今後も様々な商品を展開していきますので、今後とも倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
<2015年12月14日追記>
もともと子供用のアトピー対応肌着を作っていましたが、
それを使っているママや、実際に皮膚トラブルを抱えている女性からのご要望を受けて、
オーガニックコットンのアトピー対応肌着のラインナップに、
大人用を追加します。
現在レディースのS〜Lの半袖と長袖肌着の2種。
そしてメンズのM〜Lの半袖です。
このモデルの女性は152cmで普段はSサイズを着用していますが、 写真撮影ではMサイズを着ています。
来週末には日本アトピー協会から推薦品の認定をいただく予定です。
<2016年6月2日追記>
今日は開発秘話というとおおげさですが、
オーガニックに込めたこどものための思いやりについて書きたいと思います。
「オーガニックではないこども用のアトピー対応肌着はあるが、
縫い代に肌が擦れると炎症が起きてしまう」
という悩みをママたちから受けた時にマルマイユは使命感を感じました。
それは全国の産婦人科にベビー服を提供する企業として、
肌への低刺激を追求した肌着を得意としていたからです。
「肌着は医薬品にはなれないが、肌に触れるものだからこそ、できることがあるはず。
世の中の役に立てるモノを作りたい!」
この想いで開発した肌着は
縫い代部分を特殊な縫製技術でフラットに仕上げ
自社開発のオーガニックコットン生地を使うことで
肌への刺激を軽減することにこだわった究極の肌着です。
また縫い糸・ラベル・紐もオーガニックコットン100%にこだわって使用しているので
化学繊維が苦手な方でも安心です。
オーガニックを使う理由
オーガニックコットンとは3年以上化学薬剤を使っていない畑で
一切の農薬や化学肥料を使わず自然農法で栽培された綿花のことをいいます。
マルマイユがオーガニックコットン生地にこだわる理由は
「 生地に仕立てる工程でも漂白や染色などの化学処理をしていないから」
そこにオーガニック生地の肌への優しさがあると考えています。
そのため化学処理工程を経て出来る一般の生地とは違い
素材の風合いを生かした優しい色と肌触りが魅力の生地だと考えています。
もともとオーガニックコットンのベビー肌着を
企画・製造・販売していたマルマイユでしたが
理想の肌着を追求し、研究を重ねた末に
自社で一から生地を開発するに至りました。
最初は生地を作るためのコットン探し。
日本は綿の自給率がほぼ0.0.0%なので
世界中のオーガニックコットンを探し求めた結果
環境大国スイスで作られている極細で毛羽立ちが少ない糸にたどり着きました。
この糸を日本に輸入して
機能性と長期間にわたり愛用できるメリットを併せ持つことを考え
密度の高いスムース編みで生地に仕立てたてました。
そして完成したのが
肌に吸いつくような柔らかさが特徴のマルマイユだけのプレミアム生地。
このスムース編みは空気の層が多いため夏は通気性に優れ
冬は適度な保温性を保つ特徴があり
また高密度な生地は薄いにもかかわらずストレッチ性を兼ね揃え
洗濯でよれにくいという利点もあります。
縫い糸に使っているオーガニックコットンは
湿度や温度の影響を受けやすく
ちぎれやすいという性質があります。
さらに伸び縮みしないため
高速稼働する工業用ミシンでの扱いがとても難しい糸です。
そのため必然的に
ゆっくりと縫うことになり、生産性が落ちてしまいます。
しかしそれをデメリットと捉えず
丁寧に縫えるメリットと考え、一枚一枚手作業で縫製を行っています。
これを支えているのはメイド・イン・ジャパンの技術です。
マルマイユを運営している美泉(びせん)は創業34年の縫製会社で
繊細さを要する高級婦人下着をはじめ
凹凸を嫌う特殊な競泳用水着などを生産してきたノウハウがあります。
だからこそマルマイユの品質は
ベビー服が最も酷使される産婦人科の現場でも認められ
選ばれ続けているのだと感じています。
マルマイユは日本製らしく、赤ちゃんへの配慮きちんとしていくのは当然ですが、
赤ちゃんやご家族の方に笑顔を届けることができるベビー服作りを目標に掲げています♪
皆さまに少しでも喜んで頂けるように努めてまいりますので、ご意見ご要望があればいつでもご連絡ください。
以上、ベビー服通販の赤ちゃん肌着専門店マルマイユでしたヾ(●´∀`●)