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【1冠.おもてなしセレクション2016金賞受賞】
「母親たちの悩みを解決!
マルマイユが理想とする生地を
日本国内で探しましたが
見つけることが出来ませんでした。
このことは逆に、
「どこにもないこだわりの生地を
自社開発するチャンスだ!」
と気付くことになりました。
生地を作るには、まず糸が必要です。
マルマイユは日本製にこだわっているので
糸も日本で調達したいところですが
日本国内には綿花を育てて
生計を立てている農家さんは
ほとんどいません。
日本の綿の自給率は実質0%なのです。
日本を飛び出し探し求めた結果
環境大国スイスのリーメイ社に
理想の糸はありました!
良質なオーガニックコットンから作られた
極細のスーピマ(超長繊維綿)糸です。
この糸を日本に輸入し
こだわりの機械で生地を作りました。
生地の編み方は
極細オーガニックコットン糸の特性を
最大限に活かすことができる
「ハイゲージ・スムース」
高密度な生地は、薄いにもかかわらず
しなやかさとストレッチ性を併せ持ち
さらに洗濯に強いので
洗濯頻度が多いベビー用には
最適だと結論づけました。
この写真は比較をするために
一般的なオーガニック生地の上に
マルマイユが新しく開発した生地を重ね
撮影しています。
自社開発生地に使用している糸は
比較の生地と比べて
糸の直径が約半分の糸を使用することで
きめ細かい生地に仕上がっています。
また生地の目がはっきり見えているのは
毛羽立ちが少ない糸を使っているから。
このようなこだわりが
当社だけのプレミアム生地の秘密で
シルクのようなカシミアのような
柔らかい肌触りを実現できました!
自社開発生地にはもう1つ
とても良い特徴があります。
それは、空気の層が多いこと。
これにより夏は通気性に優れ
吸汗速乾性が良く
冬は適度な保温性を持ち
暖かさがあるため
四季を通じて使用することができます。
このマルマイユだけの
プレミアム・オーガニックコットンは
赤ちゃんに優しく寄り添うことができる
赤ちゃんが至福な時を過ごすことができる
そんな生地だと思います。
「口にする食べ物と同じぐらい
安心・安全を追求したい」
この想いを原点にマルマイユは
製品づくりをしていますが
自社開発生地の
「至福のオーガニックコットン」
シリーズは
とにかくオーガニックにこだわって
作ることを意識しています。
例えば、縫いに使うミシン糸も
オーガニックコットン100%を使用。
結び紐だってオーガニックコットン100%。
徹底的にこだわり洗濯表示も
もちろんオーガニックコットン100%。
上の小さいタグNOCは
日本オーガニックコットン流通機構から
オーガニックコットン生地を使用し
製品加工工程でもエコロジー規準が
守られている認定の証明印です。
このように生地も資材も全て
オーガニックコットン100%にこだわり
マルマイユ史上最高の
新生児用短肌着ができました!
こだわりのオーガニック生地と
こだわったオーガニック資材が揃ったので
あとは、いかに使いやすく
そして、赤ちゃんの着心地を考えるかが
商品開発の課題になります。
<ヒモのヒミツ>
まず取り組んだのは、パパが育児に参加しやすい工夫です。
ベビー肌着は見慣れない着物型で
結びヒモが4本もあります。
だから結びひもの組み合わせを
間違えないように
内側と外側の色を変えました。
はじめから着せ方が分からないで
躓くのは誰だっていやですもんね。
さらに、もう一工夫。
ヒモの長さを18cmにしたことで
大きな手の男性でも結びやくしています。
<袖のヒミツ>
次のポイントは袖口です。
袖口や袖幅が大きすぎると肌に触れず
肌着としての機能を果たさないし
小さすぎるとママやパパの手が入らず
赤ちゃんの腕を引っ張りだせない。
写真は袖口を拡大したものです。
外側の縫い目が内側と違い
クルクルした形状になっていますよね。
これは「環縫い(かんぬい)」という
伸縮があるこだわりの縫い方です。
この縫い方は小さな袖口でも
大人の指先が入るまで伸び縮みするので
赤ちゃんの手を引き出すことができます。
実はここに
日本の巧みの縫製技術があります。
オーガニックコットンのミシン糸は
温度・湿度の影響を受けやすく
ちぎれやすい性質があります。
また伸び縮みしないので
ミシンをシビアに調整しないと
綺麗な縫い目ができません。
このようにオーガニック糸は
特殊で非常に繊細なため
工業用ミシンでの取り扱いが難しく
必然的にゆっくり縫うことに
生産性は落ちます。
それをデメリットと捉えず
丁寧に縫えるメリットと考え
1着、1着、手作業で生産しています。
難しい糸でも縫いでは妥協しません。
凹凸が少ない平面縫製を
全体的に採用することで
赤ちゃんの肌へ刺激が少ないよう
とにかく配慮しています。
<裾(すそ)のヒミツ>
最後のポイントは裾の形状です。
裾の形状を広がったAラインにし
左右の生地を深く重ねることで
赤ちゃんがM字型に脚を曲げても
裾がめくれにくく
お腹が出にくい工夫となっています。
このように1着、1着、
手間と時間を惜しまず
気持ちを込めて作っているため
販売価格が2,800円(税別)と
安くはない価格になっています。
しかし品質・技術共にどこにもない
自信の逸品に仕上がっていますので
オーガニックコットンの特性を
理解された方には
きっと満足して頂けると思います。
この新生児用短肌着に使用している
「至福のオーガニックコットン生地」
はシリーズ化して様々な商品を
作っていく予定です。
皆様の商品化の希望や
ご意見をお待ちしております。