こんにちは、井上です。
マルマイユではオーガニックコットンを使用した商品を取り揃えていますが、今日からそのオーガニックを栽培する近代農法の裏側を少し紹介します。
通常、自然の森林の中では土1gに約10億個の バクテリアがいると言われており、土の中の有機物は微生物によって分解され、無機物となって農作物の栄養分となります。
ところが、
近代農法では害虫と雑草を撲滅させるために、殺虫剤と除草剤を使うので、実は知らないうちに、土の中のバクテリアもほとんどいなくなります。
となると、
バクテリアのいない土の中では、根がはらず、作物の栄養をつくり出すことができず生命力と栄養価が低く、化学肥料を与えなければ成長しなくなるそうです。
つまり近代農法の行く先は、土は微生物のいない「死の世界」なのです。
かなり極端でマイナスな側面ばかりを誇張した説明になりましたが、
無農薬栽培の【奇跡のリンゴ】で有名な木村秋則さんのリンゴは、切っても色が変わらないので、「農薬を使わない方が生命力がある」と言うのは、なんだか的を射ているように思えます。
次回は、原点回帰のオーガニック農法について書きますね。